DR+20


花冷えの逃亡者


 神暦三九八七年・世界大戦の時代。
 軍事主義の帝国にて、争いと平穏の狭間で暮らしていたシエルとメアリ。無二の義姉弟である二人は、二度目の紛争の際に祖国を抜け出した。
 彼らを拾った謎のギルド〈結社〉のボスの目的により、“逃亡者”たちの人生は大きく変化することとなる。
 これは二人が走り抜けた日々の記録──。


START

Prologue

積雪の夜に


The first vol.

序章『僕らの選んだ道』

姉と異国にて
スピーチ
結社のボス
秘書と面談
ロネ・ウッズベルト
適正試験
結社の昼食会

一章『強くなりたい』

新生活、波乱
とある街頭演説
制服貸与と馬車の旅
鉱山地区・ロジュガ
“僕は変わりたい”
爆発現場
結社の野望

二章『シエルの居場所』

茜色の帰路と曇り空
逃亡者たちの苦悩
南町・アルバ
現実と綺麗事
骸霊の群れ
フラメリアの花畑

三章『公国を止めるために』

十八歳の春と夏(予告版)


 現在三章予告/22page(1P=約4000字)

 どのお話からでも、問題なく読んで頂けます。異国の活劇をお楽しみください!

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Short Story !

従隷エグリマの少年と結社の女』

Short story“R”
…幼い頃のロネと結社のボスの出会いのお話。※前半ダークな描写あり


【45の質問】シエル&メアリ

Short story“C&M”
…会話式。質問に答える帝国姉弟。ロネも居る。八割ギャグ。