DR+20


お仕事と、創作のはなし


こんにちは! 元気に連勤を倒してきた、たるです。残業込みで言うと7連勤以上したような感じになりました。なぜ。でも頑張った。

職場の方からは、たまに「頑張りすぎだよ」というような趣旨の言葉を頂くこともあるのですが、言われるたび『体を気遣ってくれてるんだろうけど、ちがうんだよなぁ』と、時折思ってしまいます。

 

今日は創作の話をします。

自創作の世界観、仕事そのものを『ギルド』と定義していて、要は依頼=おしごとをするキャラクターたちの日常や戦いを描くものなので、

それに伴って『自分自身も人一倍働かないと、彼らの気持ちがわからないのではないか』、と思っているフシがあるのです。

処女作で筆力が未熟だからこそ、今は『生きた経験や想いの切り売り』ができたらと思っています。

 

創作構想の経緯について、すこし。

(長いです。よろしくお願いします)

 

『闇夜ノ物語』のルナンを構想したときの私は、普通の学生で、ゲームの中の異世界に強いあこがれを抱いていました。

しかし、当時にはコテコテの異世界はもう既に古かった。巷では転移・転生モノが脚光を浴び始めていました。『ソードアート・オンライン』が爆流行りした時期でもあります。オンゲ潜ったらキリトしかいない。(草)

 

それでも私は、異世界が好きだった。転生者や転移者のいない、そのままの、広大な世界の人々が大好きでした。ならば、自分の見たいものをいつか自分が書こう、と思ったときでした。

 

自分用のPC類は無く、ましてやまともな漫画や小説などは一度もかいたことがなかったけど、“朝読”の時間に読むライトノベルが好きで。じゃあ、小説ぽいものを書いてみたいと思って手に取った執筆器具は、iPod touch。

とりあえず、主役を比較的無知の立場にしよう、と考えた結果、元盗人で労働経験ゼロのルナンと、記憶喪失のクルミのふたり組になった。という経緯です。

なのでヤミモノはある意味、元無職系主人公の成り上がり物語なのかもしれません。復讐しようとしてるけど……。笑

 

ちなみに、もう片方の『花冷えの逃亡者』は、スピンオフの過去編のような立場です。

私は社会人になるまで、実家の環境がよろしくなかった(このエピソードを抜かして拙作の経緯を語ることができないくらい影響を受けた)ので、くそったれと思って、転職の際に家出しました。

ハナニゲのはじまりですね。

私は家の環境よりも、家出てからの社会とのギャップで更に苦戦し、色々とあったのですが、本作ではまた別な角度からのギャップが主人公シエルを襲います。

とかく、どんな形でも、あの『ギャップ』の感覚を書き記しておきたい、と考えました。大切な気付きの連続だったと、後から感じたからです。

 

シエルは家出少年で、メアリは彼を護る年上の少女。ヤミモノでは描けない、少年と女の子の自立を題材にしたいと思い、この編成に。

『子ども自身の意志と自立』そのものを作品の命題として、実は少年奴隷の解放物語でもあります。(三章より)これは困ったぞー、すげーダークで重たいなー、と思い、未だに紹介文悩み中です。笑

 

いつでも自給自足の創作たちです。

見てみてとはあまりできないのですが、お暇なときなど、そっと見守っていただけましたら幸いです!

 


 

*エッセイみたいな書き散らしでした。

もし、最後まで見てくださった方がいらしたら、心よりの感謝を申し上げます。m(_ _)m

ありがとうございます。ではまた

 

– Itsuki Tal


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